歩行療法に関する素朴な疑問を当院の先生が解説するシリーズ。
今回はなぜアキレス腱断裂は歩きながらでも治るのか?
今まで、歩くとアキレス腱断裂は癒合しないと世界中で思われていたし、今でも思われている。
つま先を極端に下げた位置(バレリーナのよう)にして、アキレス腱の断端(切れた両端)を近づけて固定しておかないとアキレス腱が癒合しない、癒合しても長くなってしまうと思われているからです。
アキレス腱断裂は極端に下げた位置じゃなくても癒合する理由はこちらをお読みください。
極端に足先を下げて固定した状態では足は着けませんし、足を着くと足先が上がってアキレス腱の断端が離れてしまうので、アキレス腱が癒合しない、癒合しても腱が長くなってしまうと思われているので足を着いてはいけないと言うのです。
保存歩行療法では足関節(足首の関節)底屈位10~15度(立った状態の足関節の角度90度から10~15度足先を下げた状態=)で固定します。この角度が維持できればアキレス腱は正常に癒合するのです。この足関節底屈位10~15度を維持して歩くには足先を45度ほど外に向けて足を着けた状態で歩けばいい訳です。
一般に考えられているように手術しないと治らないとか、尖足位(バレリーナのようにつま先を下げた足の位置)で固定しないと治らない。歩くと治らない。という考えは間違いなのです。手術しなくてもアキレス腱は自然治癒力で癒合します。足尖足位にしなくても癒合しますし、長くなってしまうこともありません。
普通のガチガチのギプスのように尖足位で固定すると松葉杖が必要になり、足を着けないので、足裏にメカノストレス(機械的刺激)が入らずに神経機能が低下します。👇
また血液循環が悪くなるために静脈瘤が悪化し、むくみがひどくなり、エコノミー症候群のリスクが高くなります。永くむくんでいると組織液が膠(にかわ)のようにどろっとした粘液性のものになり(膠様変性)、それが関節を拘縮させてしまします。血液循環が障害されると腱に栄養が行きにくくなり癒合を遅らせます。
足を着かないために患肢全体や体幹の筋力低下が起こります。患肢を使わないことで大脳皮質の菲薄化(機能低下)も起こるという報告もあります。そのためにリハビリも長期間を要することになります。
保存歩行療法はそれらの欠点を最小限にとどめ、固定直後からリハビリ開始している訳ですので、早期に回復するのです。
アキレス腱断裂で動かしてはいけないところは切れたアキレス腱だけなので、それ以外の部分は動かすのがアキレス腱断裂を早く治す基本なのです。
普通のガチガチのギプス固定が身体に及ぼす悪影響がわかる動画👇
保存療法二週間の後、歩行療法に切り替えた患者様の事例
ギプス固定と松葉杖生活をたったの二週間行うだけでこんなにも足が固まり、歩くまでに痛みが発生する、その大変さが動画を見ていただければわかるかと思います。
最後に出てくる、断裂直後に来院され歩行療法を開始した方と比較するとより分かりやすいです。
アキレス腱断裂してから1日でも歩きながら治す歩行療法を開始する事をオススメします。
当院の歩行治療は、手術をしなくてもしっかりと治す事が出来、
治療中のあらゆるリスクを最低限に抑えながら治療に励むことが出来ます。
詳しくはHP(https://achilles.life/)をご覧ください。
治療に悩まれてる方、歩行治療が気になる方は
ぜひ、まずはライン【@yuu7835】(24時間対応)や、お電話にて気軽に問い合わせて見てくださいね。
現在の状況をお聞きし、質問にお答えし、説明させて頂きます。
説明を聞いた上で納得された上で歩行治療を選択していただきたいと思っております。
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